理学療法学専攻

教育内容
神経伝導速度の測定
理学療法の対象は新生児から高齢者、治療から予防、医療から福祉とその範囲が広く、そのため理学療法教育は大学の中だけで完結するものではありません。在学中から臨床実習を通して実際の対象者の方々や臨床現場で活躍している理学療法士(臨床実習指導者)の姿にふれ、大学教員のサポートのもと学び続けることの必要性を感じ取れる教育が行われています。さらに、自ら疑問を持ちその答えを探求し、理学療法の科学的背景を構築していくために次のような教育内容をとっています。
専門基礎科目
人体の構造と機能に対する理解を深めるため、「機能解剖学」、「生理機能学」、「運動学」等の科目を開講し、基礎医学的な教育を行います。また疾患・外傷による影響を理解するため「運動器系障害とリハビリテーション」、「内科系障害とリハビリテーション」、「神経系障害とリハビリテーション」、「小児系障害とリハビリテーション」等の科目を開講します。
基礎理学療法学
理学療法の基礎を理解するために、「理学療法概論」、「基礎理学療法学」、「理学療法評価学」、「物理療法学」、「運動発達論」、「生活技術学」、「義肢装具学」等の科目を開講し、理学療法の基礎に関する教育を行います。
臨床理学療法学
より臨床的な理学療法を学ぶために、「運動器系理学療法学」、「神経・筋系理学療法学」、「中枢神経系理学療法学」、「発達障害系理学療法学」、「呼吸・循環系理学療法学」等の科目を開講し、疾患別の治療に関する科学的な検証に関する教育を行います。